第23話「北へ」
翌朝。
さぁ、忍者村へ帰ろうか。
ピア「えーっ!!!帰る必要とかなくない??」
うむ・・・、確かに無い。
とくに、あのあたりに荷物が置いてあるというわけでもないし・・・
この旅の目的が、あの村を起点に、たんぽぽらの(修行を兼ねた)、冒険の目的を探す冒険をするというものだったから、帰らなきゃならないという気がするだけだったりする。
しかし、「帰る」という前提に旅を始めたのだから、忍者村に帰らないと、この旅の終わりは永遠にやってこないような気がするので帰る。
外壁を出て丘を下ると、すぐに1軒屋のBARが見えたので立ち寄ってみる。
とくになんのこともない普通のBARだったので、ちょっと寄っただけですぐに出発。
道すがら、ダスト・バンデイットに襲われれて、ガチの斬り合いなってしまって、またしてもカタセとタンポポがぼろ雑巾みたくなる。
クロスボウの引きうちってのもあるけど、毎回最後まで駆け回って
戦闘を 勝利に導くピアは、今回の旅でもMVPだなー
先に、カタセが立ち上がったので、タンポポを担いで旅を再開。
すぐ視界に入ってきたのは、Stackというホーリーネーションの鉱山都市?でした。
中には酒場や店もあるっぽい。
先の戦闘の怪我もあるしで、Stackの少し手前に寝袋敷いて横になることにした。
カタセも、胸部をだいぶバッサリ斬られて痛そうだけど、ホリネの街に入っても大丈夫そうなカタセひとりで、鉱山都市の偵察に向かうことにしました。
まー、偵察たって、どこの街もそんなに大して変わらんのだけどね・・・。
寝袋二つしかないので、タンポポとピアが寝袋で、カタセは偵察ついでに宿屋で休むことにした。
タンポポもカタセも傷が深く、結局満足な状態になったのは翌早朝。
移動を再開してからも、賊やらオオカミやらに襲われたりして、逃げればいいんだけど、戦ってしまったりして、夜頃には歩くのもやっとの状態になってました。
地図を確認すると、忍者村の南方にある湖?の少し南の辺りにいるらしい。
湖を渡らず、すこし東にいったところに、忍者村の連中が、ホリネから脱走してくる逃亡奴隷のために設けているシェルターを発見した。
時間は夜中の3時!!
今日はここで休みます・・・。
もうここまでくれば、忍者村はあと少し。
いやー、しかし、傷だらけだけどだいぶ斬り合いの経験つんだよなー
まぁ、まだまだ未熟なんだけどネ。
づづく。