第29話「農家の人」

新メンバーで軍医の鵠沼さん。
医療技術と科学の知識は、人並み以上だが、運動能力が皆無なので今日から走り込みと筋トレに励んでもらうことになりました。
たくさん医療品を持ち歩くんだし、けが人を担いで安全なところに移動しなきゃならんこともあるんだからな!
ドクターといえども最低限の体力は必要だし、できることなら戦闘でも活躍してほしいんだぜ!
つか、この世界なら、自分で斬りつけた怪我を自ら治療するっていう人体実験みたいなことだって可能だ!

とりあえず、漁村の雑貨屋で売ってたひさしのついたへんなリュックを買ってやる。
大男のくせに、このリュックを背負って腰に刀ぶら下げただけでももう一杯いっぱいみたいだ。
こりゃー、鍛えがいがあるってもんだぜ。

鵠沼「あの・・・すいません、空なのにすでに重いッス・・・」

よし、とりあえずあの山登ってワールドエンドで資材買ってコイヤ。
え、ナにその顔?やなの?きついの??

これはな・・・お前のタメなんやで・・・

で、とりあえず、単独で登山、ワールドエンドで資材購入、重量オーバーの状態で下山し、倉庫に帰還の坂道ダッシュに行かせておく。

残った我々は、カニバル狩りでもと近所を回ってみたが空振りでした。

買い物から戻った鵠沼さん。忍者村にも立ち寄ってついでに水稲を買ってきてもらう。
うむ。畑か水田を作って自給自足に手を出してみるんじゃ。

で、鵠沼さん戻ってきたので、苗床をつくったろうとおもったらできない。
なんでだよ?スキル不足か??
米ってやっぱ難しいのかな。

あ、そういや、漁村の酒場に農業の専門家だって言ってたヤツがいたような・・・

おし、鵠沼、ちょっと行って見てコイや。

カタセ「あにき、なんで急にそんなぶっきらぼうに?」
ピア「パワハラよね、ソレ」

酒場にいたのは、肌が真っ黒なスコーチランド人のグリーンフィンガーという男だ。
物心ついたときから畑仕事を手伝い、11才の頃には園芸の研究活動に手を出していたといういわば彼は野良仕事の天才!???
それが2500Catで雇用できるなんて激安じゃん!!!

ということで、その場でお金を払って、グリーンフィンガーさんを仲間にしました。
短時間で2人も仲間がふえたー

子供カヨ

にしても、あんた・・・、ちいせぇな。
鵠沼さんの半分くらいの身長じゃないか

スキルは、エンジニアと農業、それにワーカー仕事全般。
こんな物騒なKenshiの世界で、彼のような戦闘力完全無視のバリバリの日雇い労働者は貴重だ。

まぁ、明日から(いや今すぐに)筋トレだけどな。

つづく

tanpopo

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