第8話「勝たせ」

まだ夜中だけど、今朝サボってしまった石切りをやることにした
やっぱ、石切り業務は稼げねぇなぁ・・・

両腕になってから効率大幅アップ!

スタートして10日目
明るくなってきた頃合いに、忍者村を出て海岸の方へ
カニバルをボコってるカニバルハンターを見つけたので、適当に混ざってからカニバルの刀を回収
鉄鉱石掘りは、半日で400も稼げれば良い方だけど、カニバルの死体にありつければ3000か4000くらいの収入になるから、10倍デスヨ10倍!!
ちなみに、治療の練習のためにカニバルにも包帯巻いて治療したりもしている。
おかげで、医療技術もだいぶあがった。

ゴソゴソ・・・

そういや、走るスピードもだいぶあがってきて、もうカニバルに追いつかれることもないかもしれない
筋力も、そこそこあがったし、そろそろ普通に旅人になってもいい頃合いかもしれない。
Shuがまだまだだなー
早く大人になれ~

忍者村に戻って、刀をうっぱらってから、ちょっとお買い物。いま身に着けている鎧だか服だかよくわからんやつは、走る速度にマイナス補正がかかかるみたいで、(逃げ足↓下がるヤツ)
これ逃げ足第一のレベル低い人向けじゃないよね?ってことに今頃気付いた。
けっこう高かったんだけどな~。
ということで、余計な荷物を持つとか保管しておくとかムリなので、いさぎよくこれ売ってしまって、身軽なTシャツを買うことにしました。

適当に安いやつでいいや。

おぅ、いいね。イイ感じ
安いやつつっても、少なからず斬撃、衝撃吸収のついたシャツです。

で、午後からは、畑仕事を手伝ってみる。
なんか変なヤツが畑たがやしてんだけど、あぶなすぎるだろこの人・・・
おまぇ、ほんとにソレでいいと思ってるの?

え、よく見たら女性?この人・・・?

で、ひたすら畑を耕してみたけど、手伝ったからっておにぎりくれるとかいう日本昔話みたいなことにはならないのな。
ハラが減っただけかよ。

暗くなってきたので、Shuに餌やってから村の周りで担ぎダッシュで筋トレ
今日は平和ダッタナー
昨日から、敷きっぱなしの寝袋ベッドに横になる。

いや、別に疲れてないんだけど・・・

夜が明けるとスタートして11日目。
とりあえず、Shuを担いで漁村までダッシュ。
漁村の酒場で、本格的に仲間を探してみる

ホッブス ・・・ う~ん、なんか違う
馬(ホース) ・・・ まだいたのかよ

おや、あいつは?

???「アッシですか。ヘェ、カタセと発(は)っしやす。」

おお!なんか気に入ったぞ!!!
なんか、チビでデブなところが気に入ったぞ!!!
この世界にもドワーフっていたんだな!

― で、なんぼや?

カタセ「ここのツケだけお願いしやス、3000catですダンナ。」

カタセは、なにが得意なんだ?

カタセ「漢字で書くと勝たせ。アッシは雇い主を勝たせることが宿命の男でゴザンス」

気に入ったので、チビでデブのKatase を仲間にすることにしました。
もっと他にマシなやついるだろって思ったけど、なんか気に入ったので・・・

で、カタセの能力

ちょ・・・・勝たせるっておま・・・スキル全部- 1 -じゃねーかよ
10日前のオレが、1人増えただけじゃねーか!!!

しかもなんだよそのンコ座りよぉ!!!

カタセ「すいやせん、なんか落ち着くんス、これ。」

カタセ「あ~だりっ・・・」

カタセ「ダンナにどこまでもついていきヤス!!!よろしゅうたのんマス!!!」(ンコ座りの下から目線で)

お・・・おぅ・・・

じゃあ今日から10日間、走り込みと筋トレだこのやろー!!!

走れオラーーーー!! ひぃ~~~っ

tanpopo

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Sorry, Japanese only